ひまわりになりたくて

昨日、春に芽生えたひと夏の恋が散りました。夜の公園で生まれて初めて言った告白のせりふに、彼はわたしの大好きな笑顔と声で笑っていました。でも、返事をする時は見たこともないような厳しい顔。すごく真剣に考えてくれたのが嬉しくて、彼に想われているあの子が羨ましくて、それでも諦められない自分が憎らしくて…。
朝まで続く長電話も、側で笑ったたくさん思い出も、すべては幸せな勘違いだったみたい。でも本当はどこかで感づいてて、私は気づかない振りをしていただけのような気もする。
やっぱり今はものすごくツラいけど、きっと今までが楽しすぎたんだ。「今まで通り仲良くしよう」って約束しながら、本当にそれでいいのか今もずっと悩んでいます。暑い日が終わる予感に、胸が締め付けられそうだ。