とんがって、せぷてんばー

昨日の深夜1時すぎ、ウィルコムにあの人からの着信があった。フられてから初めてかかってきた電話、それに気付いた時にはもう3時を過ぎていた。でも、いつものように手が勝手に電話を掛け直していた、けどすぐに切った。
次の瞬間、私の古ぼけたウィルコムが震えた。切れる寸前まで懐かしい名前を見つめ続けていた。最初の「もしもし」の声がかすれて、向こうの変わらない声にかき消されそうだった。
話を聞くと、(サークルの遠征で宿代をケチって)マックに泊まろうとしていたが見つからず、1時からずっと見知らぬ土地をうろついているとのこと。マック泊なのは知っていて心配してたけど、まさかマックすら見つかっていなかったとは…。結局わたしと電話しながら、念のため持っていた寝袋を広げてそこらで寝ることにしたみたい。
最初「人の声きいたら安心して涙出そうだ〜」とか泣き言を言ってた彼が、だんだん騒がしくなっていくのを聞きながら、やっぱりわたしは昔のわたしに戻りたくなってしまった。
これは、第二次“友達以上恋人未満”期のはじまりなのかしら??また切なくて苦しい季節がやってくる。あなたは明日も脳天気に笑っているのにね。